生命科学部 生物科学科
バイオサイエンスコース
教授
DNA損傷やDNA修復遺伝子の分子遺伝学的な解析により真核生物のがん化や老化のしくみを解明する
核やミトコンドリアDNAの損傷による細胞老化のしくみを分裂酵母をモデル生物として研究している
細胞老化のしくみ:DNA修復系が弱くなると活性酸素でできたDNA損傷が蓄積して細胞が老化します
分子遺伝学、免疫生物学、進化生物学、バイオサイエンス実験
生命科学では、さまざまな生物を用いて、生命現象の解明やその応用が研究されています。わたしは分裂酵母というヒトとはずいぶんかけ離れた単細胞生物をモデルとして、ヒトのがんや老化の原因を理解しようと研究しています。すなわち、かたちは違えど生物の基本的仕組みは同じと考えているからです。学生の皆さんも生物科学科で勉強して、是非、生物の多様性と普遍性を理解して下さい。この考え方は、この世の中で生きていく上でもきっと役立つものだと確信しています。