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2024.03.29

橋川成美先生、橋川直也先生らの研究グループは、神経ペプチドCGRPによる不安行動が遺伝子の「オン」「オフ」スイッチにより引き起こされることを発見しました。本研究結果は、Nature Publishig Groupの「Communications Biology」に掲載されました。

不安がどうして起こるのかをマウスを用いて、遺伝子の解析を行った結果が論文にまとまりました。 記憶をつかさどる海馬という場所のドパミン(幸せ物質)の増減が不安を引き起こすようです。

今回の論文はブロットデーターの切り取り前の写真や、グラフを構成する個々の数値、統計結果といった 生データーはもちろんのこと(Supplementary data)、査読者とのやり取り(Peer Review File)も すべて丸っと公開されておりまして、出す側はお恥ずかしい限りですが、これから論文を書いていこうという方には 大変参考になるのではないかと思います。

原文はこちら↓
https://www.nature.com/articles/s42003-024-05937-9
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