岡山理科大学

生命科学部 医療技術学科

臨床検査学コース ・ 臨床工学コース

2025年4月新設

2024-09-03 お知らせ 検査学コース

神経ペプチドαCGRP欠損が動脈硬化進行を悪化させる新たなメカニズムを発見しました。

橋川成美先生、橋川直也先生らの研究グループは、神経ペプチドαCGRP欠損が動脈硬化進行を悪化させる新たなメカニズムを発見しました。本研究結果は、Nature Publishig Groupの「Scientific Reports」に掲載されました。

αCGRP欠損がApoEノックアウトマウスの動脈硬化進行を悪化させる新たなメカニズムを発見
― 炎症とマクロファージ機能に及ぼすCGRPの影響を解明 ―

αカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)の欠損が、アポリポプロテインEノックアウト(ApoE−/−)マウスにおいて、動脈硬化の進行を悪化させることを明らかにしました。CGRPの抑制が炎症性サイトカインの発現を増加させ、マクロファージの移動を促進することが示されました。この発見は、CGRPが動脈硬化の進行を抑制する重要な役割を果たしていることを示唆しており、動脈硬化治療の新たな標的となる可能性があります。

https://www.ous.ac.jp/common/files/202408282000070071168.pdf

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