
担当科目
生命科学概論Ⅱ、医用工学概論、電気・電子工学実験、システム工学、計測工学、医用機器学概論、医用治療機器学、臨床支援技術学、ゼミナールⅠ・Ⅱ、特別研究Ⅰ・Ⅱa・Ⅱb
研究内容
・吸引式把持鉗子
手術では臓器や組織を把持鉗子と呼ばれる器具で掴み移動や位置固定をする処置がよく行われますが、掴む力が臓器や組織の1点に集中するためダメージを与える可能性があります。
これを解決するため、力を分散させる構造を作りやすい吸引力を利用した把持鉗子の開発を目指しています。
・ロボット骨穿刺時の温度管理
骨にロボットで針を刺す際には固い骨と針との摩擦で熱が発生し、骨や周辺組織にダメージを与える可能性があります。
これを解決するため、針を刺す際の温度を計測しダメージが生じない程度の温度に抑えるための手法や装置の開発を目指しています。
・内視鏡視野移動の意思推定
内視鏡手術では、執刀医の意思に合わせて内視鏡の視野(見える範囲)を移動することが重要です。
これを実現するため、内視鏡視野移動についての執刀医の意思を執刀医の動作などからいち早く推定するための手法の開発を目指しています。