
担当科目
医学概論、生命科学概論Ⅱ、検査総合管理学、臨地実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、特別研究
研究内容
・創薬・疾患分子探索
血液中には約3,000種類の血漿タンパクがありますが、血液製剤として使われているのは20種類未満です。
そこで、データサイエンスとゲノム編集(CRISPR)を使って新しい血液製剤の開発を目標にしています。特に、神経難病と先天性心疾患合併症をターゲットにしています。
・医療用コーティング開発
医療現場では様々なデバイスが使われており(人工血管、カテーテルなど)、高度な抗菌性・生体適合性が求められます。
長期使用時の安全性向上だけでなく、組織再生を誘導するデバイス表面改変も視野に入れ、独自特許技術(Diamond-like carbon)の応用を進めています。
・就農者の健康・安全管理
公衆衛生課題の一つとして就農者の死亡事故があげられます(全産業の10倍)。
現在、長期健康管理と事故予防にフォーカスし、産学官連携によるデータ駆動型研究、およびバイオデザイン型手法の組み合わせで挑んでいます。